個人開業で準備すること
屋号
まずは、個人開業なので、屋号(会社名)ですね。
「◯◯介護タクシー」や「介護タクシー〇〇」が多いです。
事務所
屋号が決まれば、事務所はどこにするか。だいたい介護タクシーのお仕事している人は、自宅を事務所にしています。従業員を雇うと自宅以外のところに事務所を借りる人もいます。自宅が広くて従業員さんを入れても問題なければ自宅を事務所に使い続けるがのがいいです。家賃がかからずにすみます。
理念
会社の理念を開業前に考えておくべきです。旦那も必死になって考えいました。
仕事に行き詰まった時、この先どうしようと考えた時、何かあった時に理念を持っていれば、自分の気持がブレなくて先に進むことができます。
ホームページ作成
理念が決まれば、ホームページにもその理念を載せて、自分がどんな思いで仕事をしているのかを宣言できます。
人柄もお客様にわかり、こんな人がやっている介護タクシーなんだとわかってもらえて、集客もできます。
名刺
これは、仕事をする上で絶対に必要なものですね。
お客様にも、同業者にも「名刺を下さい」や、自分を知ってもらうためには必須です。
少しずつ修正が入ったりするので、枚数多い方が安いからといって最初から1000枚とか注文するのはやめましょうね。
最近は、注文したらすぐに名刺は届くので、名刺のフォームが落ち着くまで、必要な時にその都度注文しましょう。
裏面に資格を載せる場合は、あえて最初から空白を作って、後から追加できる余白を作っておくことが大事です。
旦那の名刺は、写真付きで裏面に資格がずらっと書かれています。
写真は、きちんと写真屋さんで撮影してきた写真を使っています。
本気モードの名刺です。
もらった方も、この名刺は、頑張って作成しているなとわかります。
ロゴ
会社のマーク。
普通の人間が思い浮かぶロゴはやっぱり見た目がパッとしません。
ここは、プロにおまかせして作成してもらいました。
いくつかデザインをあげてもらいその中から選びました。
名刺にも、ホームページにもいろいろなところで使用しています。
旦那は、ランサ-ズで依頼してロゴ作ってもらいました。
会社パンフレット
開業前に作ってしまうのは、これは難しいかもしれません。
開業後、すべてが揃った上で、すぐに作った方がいいですね。
ここでも、理念やこんな車で送迎してますとか、こんな会社ですよって、写真を入れながらアピールします。
車に貼るマグネット
仕事が始まり、お客様を送迎すとき、車に会社名が入っていたら、「あっ、車来たよ!」ってすぐにわかります。
街中を走りながら、会社名を宣伝できますね。
銀行
個人名の口座でも良いですが、屋号が入った口座名だとお客様もしっかりとした会社だと、思っていただけます。屋号を入れる場合は、税務署に開業届を提出して、開業した後に開設できます。
屋号を口座名につける時は、事業をしている確認書類が必要になります、開設したい銀行に確認して、大抵は、開業届が必要です。税務署に開業届を2部提出して(1部は提出用、1部は控え用)控えをもらいましょう。
屋号をつけての口座開設が面倒な方は、新規で仕事用として(屋号なしの名前のみ)で開設しておきましょう。プライベートと仕事用と分けて口座を作っておくと確定申告のときに、「これは、仕事の入出金なのかプライベートなのか」悩まなくてすみます。
web上で入出金が見れたり、csvで利用明細がダウンロードできると、会計ソフトへの入力の手間が省けます。
オススメは、住信SBIネット銀行と楽天銀行です。
そして、クレジットカードも住信SBIネット銀行オススメの「ミライノカード」を作りました。
仕事用は、住信SBIネット銀行、ミライノカード。
プライベートは、楽天銀行、楽天カードです。
ミライノカードはこちら↓
楽天カードはこちら↓
個人の確定申告提出日は、3月15日です。プライベートと仕事用が混ざっている口座だと申告前に通帳とにらっめこしないといけません。
今人気の「 マネーフォワード」だと、銀行と会計ソフトが連携させて、通帳やクレジットの仕訳は連携ボタンを押すだけで入力されるシステムで、入力作業がとっても楽になりました。
あとあとの、処理を考えると、やはり仕事用の口座は分けておくとストレスがないです。
クレジット
たまにお客様に「クレジット使えますか?」と聞かれます。長距離の送迎のときは、金額も高くなりクレジットを使いたい方が多いようです。
クレジット会社を利用すると手数料が引かれ売上が少なくなりますが、この「介護タクシーは、クレジットが使える」というアピールにはなります。
「クレジットを使える介護タクシー」でいくのなら、「長距離に限り使える」、「1万円以上は使える」とか、何かルールを決めるといいかもしれませんね。
旦那会社は、現金60%、チケット20%、振込18%、クレジット2%。
残念ながら、今は、クレジットカードの端末にお金がかかるようになり、クレジットでの精算をストップしています。
「Square」は、自分のスマホやタブレットをカード決済端末にできます。
クレジットカードが使えるように端末が必要で、それが、スマホでできるってことです。クレジット精算がしたいってい人は↓みるとよくわかります。
はんこ
屋号、住所(事務所)が決まれば、ハンコを用意しましょう。
ゴム印
毎回住所を手書きはしんどいですもんね。
領収書2冊ぐらい買ってきて、1冊全部に、はんこを押しておきましょう。
バラせば、一行印になるような組み合わせしできるゴム印が便利です。
「住所」、「屋号」、「代表者名」、「電話番号、FAX番号」の横判を購入すると、「この書類は、電話番号がいらない」って時は、その判だけセットしなければいいので、便利です。
角印(会社名)
正方形になった角印を作成しましょう。
領収書の右横によく押されている角印。会社ではないので個人名のシャチハタでもかまいませんが、請求書を作成したときにも押印できます。
丸印(会社名)
丸印は、なければないで、仕事できます。角印の代わりに丸印を押すこともできます。
法人の会社ではないので、法人印の丸印の代わりに、個人の場合は、代表者の印を押印することになりますので、これを機会に、個人印をちょっと格好いい印を作って仕事用にするのも良いかもしれないですね。
昼過ぎまでに注文すれば、翌日に届くというショップが多いですので、慌てず間違わないように注文して下さい。
アスクル、有名なハンコヤドットコムなど安心できるショップがあります。
他にも、長年使えるものなのでちょっと良い質の印鑑があるショップを選ぶのも良いですね。
集客はタウンページでなくホームページが役にたちました
開業して1,2年タウンページに載せたのですが、全然集客できませんでした。
かかってきた電話で「タウンページを見ました」って言ってくれればわかりますが、言ってくれた人もおらず。
新規で電話がかかってきたお客様は、「ホームページを見ました!」っていう人ばかりでした。
なので、ホームページをしっかりと、お客様にわかりやすく作ると集客につながります。
開業資金
介護タクシーを開業しようと思ったら、必要な資格2つ「普通自動車二種免許」、「介護職員初任者研修」(旧ホーム2級ヘルパー)いるってのは、もうすでにわかっていると思います。他に必要になってくるのは、車。これないと、仕事できませんもんね。車の話をしだすと長くなるのでまた別の時にお話しようと思います。
絶対必用なお金。
いろんな物を準備するお金は絶対必須です。
売上が軌道に乗るまでの2,3ヶ月分の生活費が必要です。
いきなり、介護タクシードライバーになるのは、自信がないという方や、開業資金がない方は、介護職で働いてみるのがいいかと思います。
例えば、ヘルパーをすると、介護タクシーの方とお近づきにもなれ、実際に仕事を見たり話を聞いたりできます。
最近は、働きながら資格を取れます。必須の「介護職員初任者研修」の資格取得が、できます。
パソナは、会社も有名ですし実績もありますので安心です。
無料登録してどんなお仕事があるか実際に見学することもできます。
うまくいき就職するとお祝い金もいただけます。
開業には、やはりお金がいります。
資金を貯金がない方は、一度、介護職で働いてみることも視野に入れてみてはいかがですか。
税理士さんを見つけること
知り合いに税理士がいてたらいいのですが。。。
相談できる税理士さんが、近くにいてると、とても助かります。
自分で届出書や確定申告をするとなると、時間も取られることになり、本業に力を出せません。ここは、プロに頼むと時間短縮にもなりますし、良い税理さんに当たると節税対策もしてくれます。
もちろん、毎月、もしくは、年一報酬を払わないといけません。お金を払うと、会計のことは、おまかせできます。ストレスフリーです。
知人、友人に税理士さんを紹介していただいたり、ネットでも探すこともでます。
まとめ
上記のことは、一度でもなんらかの仕事をしたことがある人だと、思い浮かべることができることばっかりだと思いますが、細かいことをあげるとやることがいっぱいになりますので、見落とさないように確認のためにって感じで、見てもらえたらと思います。
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